セミナーレポート

セミナーレポート
「ヒットするスイーツ開発・販売のトレンドとは」

(2019年2月20日11:00~11:45)

スイーツジャーナリスト 平岩理緒氏

スイーツジャーナリスト 平岩理緒氏

今、スイーツは「チャンスがある分野」

 新たな流行・トレンドが次々と生まれているスイーツ業界。その最新動向を、スイーツジャーナリストの平岩理緒氏が豊富な事例とともに解説したセミナーが開催されました。

 セミナーで平岩氏が解説したのは以下の6テーマ。①2019年バレンタインを振り返って②人気・話題の手土産菓子③商業施設内の勝ち組ブランドとは④大手菓子メーカーの新たな挑戦⑤ロングセラーの看板商品を生み出すには⑥販売方法・PRのトレンドで、どのテーマの話も非常に興味深い内容でした。
 例えば、「2019年バレンタイン」で注目されたスイーツの一つが「ルビーチョコレート」。ダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ第4のチョコレートとも言われるルビーチョコレートは、ルビーカカオのピンク色を生かした美しい見た目も魅力です。平岩氏によれば、最近のバレンタインは「女性が自分で楽しむイベント」になってきており、そうした中でインスタ映えもするルビーチョコレートが注目を集めたそうです。
 また、「商業施設内の勝ち組ブランド」では、『ISHIYA GINZA』(GINZA SIX)の「Saqu」「Fwari BUTTER CAKE」や、『ショコラフィル™(Chocolaphil™)』(エトモ自由が丘)の「ガトーショコラ ロンド」「ガトーショコラ レクタングル」を紹介。「ロングセラーの看板商品」では、『パティスリー1904(デイズ・ヌフ・ソン・キャトル)』(中目黒)の「しまなみレモンケーキ」を事例として挙げ、「昭和のスイーツ」というイメージがあるレモンケーキが、今、再び人気を集めている話題にも触れました。
 さらに、「販売方法・PRのトレンド」の話の中では、クラウドファンディングを活用してスイーツを開発している注目事例も登場。セミナーの総括で、「スイーツはトレンドの移り変わりが早い。その中で、ブレない軸を持っていることも大切です」という平岩氏の言葉にも、売れるスイーツの秘訣があるように感じました。

 セミナー後、平岩氏にスイーツ業界について話を伺うと、「例えば、外食でもメニュー開発担当者たちがこぞってデザート・スイーツに力を入れています。食に関わる人なら海外の動向やSNSの話題までチェックしているのがスイーツです。競争は厳しいですが、チャンスがある分野です」とのこと。今後も目が離せないスイーツ業界の動向の中には、まだまだ新たなチャンスがありそうです。

スイーツジャーナリスト 平岩理緒氏