出展者インタビュー
丸三繊商株式会社
代表取締役
村上 信夫 氏

普段当社とお付き合いのあるお客様とは違う旅館や飲食店からの引き合いを頂くことができました
【事業概要】 明治32年に糸・和装小物の問屋として創業、 約30年前からお祭り用品の卸売をスタートさせる。
展示会出展に関してのお立場と役割を教えてください。
企画を含めた総責任者です。
この展示会に出展することを決める前に業務上でどんな課題を感じていましたか?
お祭り関連の商品は年間の限られた時期だけにしか需要が見込めません。
7年前の東日本大震災の直後に売上が大幅に落ち込んだ時期があり、「このままではいけない、違うジャンルにもアピールしていかなければ」と思い、旅館等へ当社の取扱商品のDMを発送してみたところ、数こそ少なかったのですが引き合いを頂くことができました。
そこで「この分野ならいける」ということで旅館や外食産業を対象とした展示会への出展を検討してきました。
この展示会を知ったきっかけは?
本展への出展に先立ちいくつかの展示会を実際に見て回りました。
HCJやこの展示会もその一つなのですが、当社では既製品だけでなく受注生産によりそれぞれのお客様ごとのオーダーメイドでオリジナル製品をお納めすることが強みなので、HCJよりこちらの展示会のほうが当社の性質にマッチしていると思いました。
この展示会を知って出展申込をするまでに何か躊躇すること、障害となることはありましたか?
特に無いです。
申込(を決定)する際の最後の決め手は何でしたか?
検討段階で他の雑貨の展示会への出展も考えたのですが、来場者の間口も広く、もう少し対象を絞り込みたいと思いました。その結果、旅館や外食産業の来場者が多く集まるHCJ展と同時開催されているこの展示会へ昨年初めて出展することにしました。
実際に出展してみてどうでしたか?(なにが役にたっていますか?メリットは何でしたか?)
他のブースより目立っているといった印象でした。
会社名も覚えて下さったのではないかと思いますが、事実、今週(会期の週)に入って当社のホームページへのアクセス数も一気に上昇しています。
やはり普段当社とお付き合いのあるお客様とは違うお客様と出会えたという点が一番のメリットではないでしょうか。
前回も旅館や飲食店からの引き合いを頂くことができました。
特にお祭り用品の場合、一年のうち限られた時期しか需要はありませんが、旅館や飲食店のお客様の場合年間を通してご注文を頂けるといった安定性も魅力です。
次回も継続して出展して販路を広げて行きたいと思っています。
今後、この展示会に出展しようと考えている方へのメッセージをお聞かせください。
私も最初は実験がてらという気持ちで出展に臨んだのですが、やはり「出してみないとわからない」ということが言えるのではないでしょうか。
先に申し上げたように、今までお付き合いが無かった新しいお客様と出会えたということは展示会出展の効果だと思っています。
当社のような小売を行わない問屋の場合、出る所に出なければ名前すら覚えてもらえませんので、展示会で名前を知って頂くことも大切だと思います。