出展者インタビュー

五霞町商工会

事務局責任者 経営指導員

稲葉 誠一 氏

大手から中小まで幅広い層の来場者に、「こだわりのある商品」をPRできる展示会です

【事業概要】商工会として地域の事業者を支援。国の「経営発達支援計画」の認定を受け、小規模事業者を伴走的に支援する「伴走型支援」を実施している。

展示会出展に関してのお立場と役割を教えてください。

今回、五霞町の隣町である境町の商工会と一緒に出展しました。五霞町商工会からは「田舎はちみつ あかぼっけ」、厚焼玉子の「玉木」の2事業者、境町商工会からは「クラフト紅茶 長野園」、地ビールの「さかい河岸ブルワリー」、「お茶のさる山」の3事業者が出展し、私は全体の取りまとめ役です。

この展示会に出展することを決める前に業務上でどんな課題を感じていましたか?

地域産品の販路をもっと広げていくことです。その一環として、五霞町商工会も境町商工会も、国の「経営発達支援計画」の認定を受け、小規模事業者を伴走的に支援する「伴走型支援」を行っています。「経営発達支援計画」の認定を受けるのは簡単ではなく、認定を受けるまでにはひと苦労しましたが、認定を受けたことで補助金を使えるようになりました。本展への出展も、この補助金を活用しています。

私は、今回の出展を「出口の支援」と捉えています。どうやったら販路を拡大できるのかということを、初歩の初歩から見直した「入口の支援」からスタートし、これまでやってきたことを一つの形にした「出口の支援」が本展への出展です。

申込を決定する際の最後の決め手はなにでしたか?

「地域産品展」というテーマです。地域産品の販路拡大を目的にしているので、ぴったりのテーマでした。「展示会に出展したいけど、費用面を考えると…」と二の足を踏んでしまう小規模事業者が多い中で、先ほどお話した補助金を活用できたことも大きな理由です。

他の展示会と比較して本展はどのような特徴があると思われますか。

大手から中小まで来場者の層が幅広く、様々な出会いが期待できるイメージです。今は大手のバイヤーさんも、こだわりのある商品を探しています。小ロットでもいいし、少し値段が高くてもいいから、こだわりのある商品を扱いたいという話しを聞きます。そうした大手のバイヤーさんとの出会いが期待でき、一方で、中小の飲食店やホテル・旅館の方との商談も期待できるのが、本展の魅力なのではないでしょうか。また、最近は、こだわりのある商品を取り扱うショップも増えています。そうしたショップ関係者の方々の目にもとまると嬉しいですね。

地域産品展の名物企画「ライブキッチン」に、五霞町商工会と境町商工会の出展者の食材が登場します。これについては、いかがですか。

料理のプロにレシピを考案してもらえるのは、とてもありがたいことです。主催者から打診があった際、「ぜひ、お願いします」と即答しました。販路を拡大していくには、「作ったものを、そのまま売るだけ」ではなく、商品の魅力を伝えるプレゼンに力も必要なので、その点でも貴重なヒントが得られそうです。

展示の仕方で工夫したことはなにですか。

今回は、5つのミニブースにそれぞれの事業者が出展し、横一列に並ぶ形にしました。並び順は、例えば、「紅茶」と「お茶」という似た商品が隣同士にならないようにするなどし、商品のバリエーションを感じてもらえるようにしました。また、出展した事業者は、展示会に精通している専門家のセミナーを事前に受け、展示の見せ方から名刺の渡し方、商品の説明の仕方などを学びました。こうした出展までの過程も今後に役立つと思います。